1.成長ホルモン治療

 成長ホルモン療法は成長ホルモンの分泌が不十分な成長ホルモン分泌不全性低身長症のほか、成長ホルモンの分泌不全はありませんが、ターナー症候群やSGA性低身長症、軟骨無形成症、腎不全による成長障害などに対してもその使用が認められています。その他、慢性的な病気が見つかったときは、その病気の治療を行いますし、甲状腺機能低下症には甲状腺ホルモンの投与を行います。
 
 成長ホルモンはタンパク質でできているため、内服すると胃で分解されてしまい、効果が発揮できません。そのため、注射で補充する必要があります。
 注射といっても、「自己注射」といって、家庭で親や本人が注射を行うのです。 通常は週6~7回皮下に注射します。また、最近では針なし注入器や自動で注射できるものもあります。注射は夜寝る前にすることが一般的で、小さなうちは親が、自分でできるようになったら本人がすることもあります。

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