2.検査

○検査結果

 検査の結果がでるのは2週間~1ヵ月後です。成長障害を起こす原因がある場合には、さらに詳しい検査を行うことになります。
 検査結果


○精密検査

 成長ホルモン分泌不全性低身長症の精密検査

 検査の結果がでるのは2週間~1ヵ月後です。成長障害を起こす原因がある場合には、さらに詳しい検査を行うことになります。
 

 成長ホルモン分泌刺激試験

 成長ホルモンは常に一定に分泌されているわけではなく、日内変動がある(図)ため、1回の採血では正確な判断はできません。成長ホルモンが正しく分泌されているかどうかを調べるためには、分泌を刺激するお薬を飲んだり、点滴したりしてその後30分ごとに約2時間採血し、血液中の成長ホルモンを測定します。
成長ホルモン分泌パターン
 成長ホルモン分泌刺激試験は、正常の子どもでも分泌が低いことがあるので、1種類のお薬の検査だけでは正確な判断が難しいため、日を改めてもう1種類のお薬を使って検査を行います。

 実際には成長ホルモンの分泌を促す薬を投与し、約2時間の間に何回か採血して血液中の成長ホルモンを測定します。
 2時間ごとの採血では、針を刺すのは最初の1回だけで、点滴と同じようにその針は抜かずに置いておき、そこから毎回の採血をします。
 2種類の成長ホルモン分泌刺激試験で成長ホルモン不足が判明した場合、脳下垂体の他のホルモンについての検査を追加する場合もあります。

成長ホルモンの分泌能力を調べる薬
 他のホルモンの検査

 脳下垂体ではさまざまなホルモンの分泌をコントロールしています。成長ホルモンが不足している場合には、副腎皮質刺激ホルモン、性腺刺激ホルモン、甲状腺刺激ホルモンなどの成長ホルモン以外のホルモンの分泌も悪いことがあるので、調べます。
 実際の検査は、成長ホルモン分泌刺激試験と似た方法や、採血・採尿を組合せて行われます。
 

イラスト
 脳のMRI検査

 頭部の画像をみて、脳下垂体やその周辺に異常がないか調べます。頭蓋内の脳腫瘍がホルモン分泌を妨げることもあります。